遺言書や相続の手続き、成年後見など様々な事例をコラム形式で定期更新中!
相続について考えた場合、 親の財産を受け継ぐことについてはイメージしやすいと思いますので、 いつか相続する時に備えて準備をすることができます。 ですが、親の兄弟(叔父、叔母など)もしくはご自身の兄弟からの相続が発生する場合についてはどうでしょうか? そういった場合、受け継ぐ財産の内容を知らない方がほとんどではないでしょうか? プラスの財産のほうが多いか、マイナスの財産のほうが多いかさえ分からない場合、 相続人はどうすればいいのでしょうか?? 遺産の内容を調…
相続が起こりました。さて、相続する権利がある者とは、どういった人を指すのでしょうか? まず、遺産を受け継ぐことができる人として、法定相続人があげられます。 法定相続人とは、法律で定められた相続の権利有する人で、配偶者と被相続人(亡くなった人)の子(直系卑属)直系尊属・兄弟姉妹に大きく分けられます。 配偶者とは婚姻関係にある夫婦のことで、夫にとっては妻、妻にとっては夫を指し、常に相続人となります。 配偶者は婚姻届さえ出ていれば、たとえ別居中でも相続権があります…
最近は、権利意識の高まりによって遺言を残す方も増えています。 遺言を残しているので安心、と思っていたのに 残念ながら、使えない遺言や思っていた効果と違う結果になる場合もあります。 その理由として、遺言には形式があるということです。 形式に合わない遺言は無効となり、単なるメモと同じとなってしまいます。 残された家族が揉めないように、せっかく残した遺言です。 正しい遺言書を残して、スムーズに手続きできるようにしたいものです。
株式会社の支配株主が ・会社の経営から引退したい場合。 ・後継者がいないけれど、事業を承継させたい場合。 ・何らかの事情で事業を売却したい場合。 などなど・・事業の売却を考えているとすればとのような方法があるのでしょうか?株式会社の事業の全部を他社に譲渡する方法としては株式譲渡があります。 また、株主総会で多数の賛成が得られるなら株主交換、合併、事業譲渡という方法もあります。 上記のうち、株式譲渡、株主交換、合併は会社の財産すべて、事業や経営権もほか…
司法書士は相続、遺言、成年後見以外にも以下の仕事をしています。 ○不動産の登記手続きについて代理すること 大切な財産である土地や建物の売買や相続、抵当権や賃借権などの設定といったさまざまな権利変動について、登記の専門家として、手続きを変わって行います。 ○会社・法人の登記手続きについて代理すること 会社や各種法人を設立したり合併するなどの登記手続きや、増資・役員変更などの登記手続を変わって行います。また、新「会社法」に基づき、個々の会社の実態に添えるように企業…